ANKER Astro 第2世代 6000mAh【PowerIQ搭載】 軽く早く Simple is the best

ANKER Astro 第2世代6000mAh【PowerIQ搭載】

モバイルバッテリー、使ってますか?

今回はcheero Energy Plusのコスパに埋もれてしまっている感のある、Ankerの新型 Astro 第2世代 6000mAh (PowerIQ) を買ってみたので感想

最近までAnkerではなくAmazon出店で黄・緑が販売(¥2999)されていたのですが、ようやくAnker扱いとなり黒モデルが追加、価格も¥2499と値下がりしたこのモデル。
前モデルが¥3000前後だったことを考えると、PowerIQ搭載のうえ値下げという非常に空気を読んだ新商品です。(Amazonマージン高ぇな!)

iPhoneとVivotab note8を持ち歩いているので、136gと軽量なのも嬉しいですね。

AnkerによるPowerIQの解説は以下の通りで

スマートフォンを充電する際に、充電元の違いで充電スピードに差を感じたことはありませんか?それは単に、充電元が供給できるパワーの差だけが原因ではありません。スマートフォンと充電器の相性が重要なのです。充電器のなかには、フルスピード充電を可能にするための、最適な電流を送れないものも多くあります。試しに、iPhoneをAndroidやその他のデバイスのアダプタに接続してみて下さい。充電時間が倍近くかかることもあります。
AnkerのPowerIQ(パワーアイキュー)テクノロジーは、この問題をスマートに解決します。ポートに接続された機器を自動的に検知し、最適な電流を送ります。PowerIQを搭載したAnkerのモバイルバッテリーや充電器をお使いいただければ、どんなUSB充電機器をお使いの場合でも、迷うことなくフルスピード充電が可能になります。

AnkerのACアダプターでちょっと話題になった機能でしょうか。Kickssarterでも最近同様のモジュールが人気で、今後はこういうのが標準になるのかもしれません。

デザイン

パッケージ

前モデルとのパッケージ差異はシールだけ

IQのシール以外は前モデルと変わりないようです。AmazonBasicといい、Ankerといい、最近は無駄の無いパッケージが多くて良いですね(配送ダンボは相変らずでしたが)

定番のブラックモデル

定番のブラックモデル

なぜか黄と緑が先行販売されていたこのモデル。バッテリーらしい黄色も嫌いじゃないですが、ビジネスバックから取り出したり、デスク上で違和感なく使えるのはモノトーンですね。いかにも次世代感のある円形LEDは前モデル同様、縦揺れ時と充電中は常時点灯という謎仕様。

USBポートにIQの表示が追加されました

USBポートにIQの表示が追加されました


本来縦置きらしく、横にするとこのようにUSBポートの表示が逆さまになる謎仕様も変化なし。

使用感

これまでにモバイルバッテリーはAnker Astro2 8400mAh(2012モデル) と ドコモ ポケットチャージャー01を使用してきました。
ワットチェッカーが手元にないので実充電時間になりますが

  • Galaxy Nexus(shiny4.4.4+franco, fastcharge off) 50%→90% 40分
  • iPhone5 50%→90% 40分

と、所謂急速充電(Fast Charge)を有効にした場合と同じ結果が得られました。移動中や外回り前にちょっと充電するのにいいですね。

2A以上の入力でも充電器本体の充電には従来通り4~5時間ほどかかってしまうため、寝ている間に済ませています。今後本体が高速充電に対応すると凄く魅力的ですが、価格的には文句なしです。

総評

2台同時充電や大容量が必要ならcheero Energy Plus、通常の電池容量で軽量性・急速充電・Build Quality・デザイン・Futureのいずれかを優先するなら、新製品なのに値下げされたAstro2 PowerIQモデルは最も満足できる選択肢の一つだと感じました。

日本製じゃないとか、ライト機能が無いとか、リチウムポリマーじゃないとかはありますが、堅実さがあって好印象。

2年前のAnker Astro2 8400mAhは中身がSamsungの単三ニッカド水素電池×4で驚いたのですが、こいつは回路がまともそうで安心して使えそうです。