7月 | 2011 | The Radio's Gone Silent

海外だとトリチウムキーホルダーと共に（主に自作系で）人気のある蓄光キーホルダー。でも日本では全く流通していない。

蓄光は日本でちょっと前に流行ったが、すぐに薄れて今では「安っぽいキーホルダー」の代表。これには以前のタイプでは発光時間が短く、かつすぐに暗くなるという欠点が今も記憶として強く残ってしまっている感がする。

海外同様日本の自作やフラッシュライトの改造をする人はグローパウダーを好んで使用するが、海外のTEC-S3のようにそれ自体でキーホルダーとするまでの地位はまだ得てはいないもよう。

蓄光キーホルダーとして売られている物は海外だと一個＄3～と格安だが、下記掲示板での個人取引という事もあり、面倒なので作れないものか試しました。写真はその試作品。

材料は以前購入しておいた蓄光パウダー、ハンズで115円のアクリルパイプ、60分型の樹脂接着剤を選択。接着剤は30分やら5分やらあるが、しっかり充填させるなら最低でもこの時間は欲しいところ。

作業は①アクリルパイプを適当な長さに切る。②切ったアクリルパイプを立たせて底辺を布ガムテで封じる。③蓄光パウダーを混ぜ込んだ樹脂を流し込む。

これで約30分。自作としては十分な品質のものが出来た。ただアクリルが弱いので硬化後に切断や穴あけをすると変形・罅が入る可能性があり、ストラップ用の穴は事前にあけたほうが良いだろう。またしっかり充填させるのに根気が要るが、送料込でも輸入より自作の方が早くて安くすむ。

蓄光パウダーはケチってはいけません。たっぷり使い、たっぷり充填させよう。

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